トロサウルス
『チバ・アル』です。BBCのアロサウルスとイグアノドンが次々と日本初デビューを果たしているからには、このトロサウルスを『トリケラトプス以上に』知名度を上げなくてはならないでしょう(早くもライバル出現?)。
BBC「驚異の恐竜王国」に登場するトロサウルスは、前述したとおり、トリケラトプス以上に好きな角竜類です。名前の意味は『雄牛トカゲ』と一般に知られていますが、実は『貫き通すトカゲ』という別の意味もあるそうです………ラテン語の意味は少々複雑ですね。ともあれトロサウルスは陸上動物最大の頭(いわゆる襟飾り)を持ち、これまたペンタケラトプスと1、2を争っています。
襟飾りに施された威嚇用の目玉模様もまたかっこいいですね………クジャクのようです。「驚異の恐竜王国」では、トロサウルスの雄2頭が雌を獲得するために、交尾シーズンの最中に、互いに威嚇しあったり、それでも駄目な場合ではおなじみ『三本角』で押し合うという迫力かつ危険極まりない格闘シーンが収録されています。
トロサウルスに限らず、ティランノサウルスにとって角竜類は単独行動でも危険な動物だったそうです。とはいえ好物だったのか、「驚異の恐竜王国」にはティランノサウルスに仕留められたトリケラトプスの遺骸が確認できます(トリケラトプスファンには何だか、イメージが違いすぎるように思えますが)。
ともあれ、BBC「驚異の恐竜王国」フィギュアシリーズにおいて、アロサウルス、イグアノドン、そして今回のトロサウルスをデビューさせたわけですが、第二弾のアンキロサウルスを含めて30分の1スケールの4種類と区別することが出来ました。
(チバ・アル)