ステゴサウルス
『チバ・アル』です。ティランノサウルスに匹敵するくらい有名な植物食恐竜がステゴサウルスですが、BBC「驚異の恐竜王国」に登場したステゴサウルスは体長が12メートル以上と、かなり大型でしたね………BBC「驚異の恐竜王国」フィギュアシリーズのステゴサウルスのフィギュアも、他のステゴサウルスの模型とは比べないほどのシャープでシンプルな(?)存在感を放っています。
ステゴサウルスの脳はゴルフボール程の大きさしかありませんが、その分神経がかなり発達していたそうです………つまり能力のレベルが剣竜類特有の体型に表現されている、と考えれば納得します。尾の先に付いた二対の棘(とげ)、体温調節やアロサウルスのような大型獣脚類に対する威嚇にも使われた、首〜背中の上にかけての突起の列(血の色に染まった時は要注意!)、喉の装甲皮膚………剣竜類ならではの能力の表れは見どころがいっぱいですね。さすがに、アロサウルスでさえ近づけない理由がよくわかります。堂々とした歩き方にも注目ですね。独特の『グゴウルルル…』な唸り声は力強いですよ!
なお、ステゴサウルス等の剣竜類は、ポラカントゥスと後に紹介するアンキロサウルス等の鎧竜類と合わせて『装盾類』と呼ばれます。
(チバ・アル)