上野の国立科学博物館のおみやげコーナーで買ったステゴザウルスの骨格模型です。恐竜の骨格モデル(4種セット)という名前で透明なプラスチックのケースに恐竜の骨格模型が4体も入って980円でした。ステゴザウルスは背中に大きな板をたくさん並べた不思議なスタイルの恐竜ですが、この骨格模型は背中の板が厚くて小さく、ちょっとステゴザウルスのイメージと違うんです。中国で発見されたステゴザウルスの仲間の化石では、背中の板がステゴザウルスよりも小さかったり、丸っこかったりしているようですので、そのあたりの恐竜の模型なのかも。買ってきた時はクリーム色の柔らかいプラスチック一色なので、発掘された骨っぽく色を塗ってみました。館長が小さかった頃の雑誌には「脳みそが小さい恐竜のナンバー1はステゴザウルス。脳みそが小さいから尻尾に噛みつかれても気がつくまでにすごく時間がかかるのだ!」なんて記事が載っていて「へ〜っ」と感心していたんだけど、実際は今の世の中よりもずっと厳しい弱肉強食の世界で長い間繁栄したのだから、脳みそは小さかったかも知れないけど、生き物としては別の仕組みがあって、恐竜達の世界では優秀な生き物だったのでしょう。ちなみに脳みその大きさは発掘されたステゴザウルスの頭の骨のすき間に樹脂を流し込んで、脳みそのあった部分の型どりができたので、脳みその大きさや形がわかっています。