ディプロカウルスは恐竜が大活躍をする時代よりも前のペルム紀に生きていた肉食の両生類。全長60センチくらいで、浅い水辺に住んでいたのでしょう。頭の形が大きな三角形になっていて、とっても変わっています。両生類なので現在生きているカエルやイモリ、サンショウウオの仲間で、水の中でも陸の上でも生活ができるので両生類という名前がついています。魚だった祖先から、陸上の生き物に進化する途中の生き物で、空気から呼吸するしくみや体を持ち上げて歩く方法などを身に付けた生き物が両生類です。昔の生き物の図鑑などにも恐竜の時代の前の古生代の石炭紀、ペルム紀にはこのような両生類がたくさん住んでいたと描かれているのですが、とくにディプロカウルスは頭がでっかい三角形なので、不思議な生き物として強く印象に残っていますね。チョコラザウルスのおもちゃはメジャーな恐竜のものからマイナーな古生代の生き物までいろいろな生き物が入っているんですが、ディプロカウルスがシリーズに入っているのはスゴイ。初めてディプロカウルスの模型を手にしました。感激。